「食育基本法」の中に、食事のマナーについての指導も指摘されています。最近問題の食事マナーの悪さ。食育では食事マナーは、規則正しい生活のためにも大切なことだと考えられています。特に、子供の頃から適切な食事マナーを身に付けることが必要なこと。食育でも力を注いでいるのが食事マナーの指導なのです。
昔は大家族の中でみんなが一緒に食事をすることは、当然のことでした。食事の時に、子供のお箸の持ち方が変だったり、お茶碗の持ち方が違っていると、大人がその場で注意していたものです。毎日毎日注意されることで、正しい持ち方が自然と身に付いていたのです。
けれども、最近は孤食の時代。1人だけで食事をする子供が増えています。一家団欒だった食事の場が無くなってしまったのです。そのため、食事の基本的なマナーを知らない子供が増え、どんな食べ方をしていても、誰も注意する大人もいないという状況なのです。
そこで、食育指導として食事マナーを身に付ける指導が行われています。まずは基本的な挨拶から。食べる前には「いただきます」食べ終わったら「ごちそうさま」の挨拶を指導します。食事をとる時の姿勢や、器の持ち方、そして「お膳立て」も食育指導で行います。
「お膳立て」は食事マナーの基本。お箸の置く向き、お茶碗を置く場所、主菜の皿を置く場所、汁物の場所、さらには魚はどちら側に頭を置くのかなど、細かく決まっているものです。子供にとって「お膳立て」が必要な理由も、しっかりと伝えることも大切なのです。「お膳立て」を通して食べる事の大切さ、食育の必要性を子供たちに指導することも、大人にとって重要な任務だと言えるのです。