「食育」。教育の場においては随分浸透してきた言葉です。けれども、各家庭にける食育に対する認識は、まだまだ低いのが現実です。国をはじめ各自治体、学校、幼稚園などでの取り組みは盛んに行われているのですが、家庭での取り組みはどうでしょう?残念ながら遅れていると言えるのではないでしょうか。
学校や幼稚園、保育園での食育指導の中で、子供たちは食の大切さを身に付けつつありますが、家庭においては、頭では分っていても食生活を変えるところまでは困難な部分もあるのかもしれません。家庭の食生活における野菜不足がそのひとつです。多くの子供たちが、スーパーに並んでいる野菜しか見たことがないと言います。しかも、スーパーには年中変わらず同じ野菜が棚に並んでいるのです。
何が旬の野菜なのかどうかも知っているはずがありません。これではいけません!ということで、そんな家庭の子供たち向けに、「全農」が提供しているサイト、それが「親子ではじめるベランダ菜園」です。食育を考え、季節毎の旬の野菜を土作りから説明してくれています。
多色のイラストふんだんに使ったページは、子供にも理解しやすく、楽しみながら野菜作りを学ぶことができます。小さい場所でも作ることができるベランダ菜園は、生きた食育学習となるはず。水やりをしたり、草ぬきをしたり、小さな菜園でも手間をかけ、野菜が成長していく様子を見ることは子供の意識に大きな変化をもたらすことでしょう。
「親子ではじめるベランダ菜園」の作り方のページには、それぞれの野菜の歴史や栄養、体に与える効果も学べるように工夫されています。子どもたちは野菜のすごさを十分理解しながら、種まきから収穫に至るまで親子で楽しむことができるのです。
少し郊外ので家庭菜園を借り、休日を利用して家庭菜園作りを楽しむのもオススメです。親子で土いじりや野菜作りを体験してみましょう。子供たちに命の大切さ、食物に対する感謝の気持ちを芽生えさせるきっかけになることでしょう。家庭菜園は親子のコミュニケーションも取れるすばらしい食育といえるのです。