農林水産省が行っている取り組みのひとつ「食育月間」をご存知でしょうか?毎年1月は「食を考える月間」。そして6月を「食育月間」と制定したのです。「食に関する知識」と「食を選択する力を身に付ける」ことを目的としています。国民一人ひとりに食育の認知度をもっと高めるために、「食育月間」を制定し、集中的な取り組みを行いましょうという期間なのです。
特にこの期間中は、国をはじめ地方公共団体、学校などの関係団体が相互的に協力し合い、「食育推進基本計画」に沿った取り組みが行われるのです。「食育月間」では、子供が健全な生活を営むための正しい知識を身につけさせたいと考えられています。
「食」を通した経験の中で、環境の変化に惑わされない健康的な食事を摂る力を付けることが大切なのです。国民の食生活におけるたくさんの課題の中、特に重要事項として5点挙げられます。
(1) 食を通じたコミュニケーション・・食事マナー、食文化を含む食習慣や知識を習得するためのコミュニケーションの推進。
(2) バランスの取れた食事・・「食事バランスガイド」の普及啓蒙を通し「日本型食生活」の促進。
(3) 望ましい生活のリズム・・早寝・早起き・朝食など、子供の基本的生活習慣の育成。
(4) 食を大切にする気持ち・・食に関わる体験活動、挨拶の習慣化、自然の恩恵や食への感謝の念を深める。
(5) 食に関する知識と選択力・・食の安全性、食料問題に対する意識と知識を高める。選択する力の習得。
以上の5項目を中心に様々な取り組みの計画が行われるのです。この「食育月間」の期間中、食育に関するイベント、講習会、展示会、シンポジウムなどが開催さるのです。朝食欠食の子供たちが増えている問題に対しては、「早寝早起き朝ごはん」をキャッチフレーズに、朝食をとる大切さを伝えています。
朝ごはんを美味しく楽しく摂るための工夫や、朝食レシピなどを盛り込んだイベントも数多く開催され人気を呼んでいます。朝食欠食同様問題となっている孤食については、少なくとも1日に1回は家族が揃って楽しい食事をすることを呼びかけています。食事は、ただ食べてお腹を満たすだけのものではなく、楽しく会話しながら食べる環境を作ることが重要だと訴えているのです。